即断即決、即連載!?~毎月開催モーニングゼロの流儀~

モーニング編集部が毎月開催している【モーニングゼロ】。即決力の秘密は掲載決定権を持つ2人の選考会参加。それってつまり・・?是非ご一読を!

 

こんにちは。

モーニング編集部の宮本と申します。

 

モーニングでは、毎月締め切りの月例新人賞【モーニングゼロ】をやっていますが、そのチーフを務めています。

 

 

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この新人賞、2015年の12月締め切りから始めて、現在(20179月)までに21回選考が行われました。で、ちょっと今、デビュー(雑誌掲載)した本数を数えてみたのですが

 

モーニングでの掲載→9本

モーニング・ツーでの掲載→4本

Dモーニングでの掲載→12本

 

(※Dモーニングとは電子版のモーニングで、アプリやブラウザで読めるモーニングです。)


 

つまりこれまでに21回の選考が行われ、25作が雑誌掲載に。

1回(ひと月)につき、平均1作以上が掲載されていることになります!

 

 

他社・他誌の週刊誌編集部でも毎月の新人賞をやっていますが、

たぶん、この雑誌掲載率、どこよりも高いと思うんですよね。

(ちゃんと調べてはいませんが

 

なぜ、モーニングの月例賞の雑誌掲載率が高いのかというと、理由がありまして、それは

 

毎回(毎月)の選考に、モーニングの編集長とモーニング・ツーの編集長が関わっているからです!

(月平均50作の応募がありますが、2人ともその全作を毎月読んでいます)

 

 

何が言いたいかというと【モーニングゼロ】の場合は、

雑誌への掲載決定権を持っているトップ2人が毎回欠かさず選考会に参加しているので、その2人が「この作品を載せたい」と思ったものが、即掲載となる!

その即決力こそが、モーニングゼロの一番の特徴だと思います。

 

 

そして月例新人漫画賞はどこもそうだと思いますが、

応募締め切り後、2週間以内に選考が行われ、

一番早ければ、そこからさらに3週間後、

つまり応募締切りから1月半ほどで、雑誌掲載になる可能性がある。

その「速さ」が、この賞の「売り」です。

 

ちなみに、雑誌掲載となった25作以外にも、「奨励賞」を取った24作が、

こんな感じで「モアイ」というサイトでWeb公開もされています。

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なお、モーニングゼロでは毎回の選考模様を漫画でもお届けしています。これを読むと、編集部がどんな観点から各応募作を審査しているのかが、分かるかもしれません。

 

 

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ちなみに、この【モーニングゼロ】で担当がついた作品は、さらに大きな新人賞、【ちばてつや賞】【THE GATE】への応募に向うのがスタンダードな流れになっていますが、賞を取った作品がそのまま、連載となった例もあります。

 

 

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BABY!は、モーニングとFraUが共同で作っている電子雑誌です

 

 

 

月例新人賞【モーニングゼロ】はまだ始まって2年足らずですが、

このように、雑誌掲載率が高く、連載デビューへの道も開かれている新人賞です。

もし応募先に迷っている方は、どうぞ【モーニングゼロ】!!

 

 

 

最後にこれまでの選考結果が分かるよう、以下、リンクを貼っておきます。