「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」公開記念! 豪華出演キャストコメントを特別掲載!【出張版】

10月19日(金)に公開となった、劇場版『はいからさんが通る 後編 ―花の東京大ロマン―』。本作の公開を記念して、コミックDAYSでも『はいからさん』を全力応援! 豪華出演キャストのみなさんから届いた熱いコメントをお届けします! ※この記事は「デザート」2018年11月号に掲載されたものを再編集しています。

10月19日(金)に公開となった、「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」。本作の公開を記念して、コミックDAYSでも『はいからさん』を全力応援! 豪華出演キャストのみなさんから届いた熱いコメントをお届けします!

※この記事は「デザート」2018年11月号に掲載されたものを再編集しています。

実力派ぞろいの超豪華キャストが語る、「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」の魅力!

早見沙織

花村紅緒役(主人公)

『聲の形』(西宮硝子)・『覆面系 ノイズ』(ニノ)・『魔法つかいプリキュア!』(はーちゃん)

少しだけ大人の女性らしくなりました

紅緒、少尉、冬星さん、環、鬼島さんたちの人間模様と、テンポよく織り込まれたコメディーシーンが後編の見所です。紅緒の酒乱シーンはそのままに(笑)、後編では少し大人の女性らしくなったように思います。紅緒の気持ちがぐるりと動くシーンがありますが、映画の尺の中でどう心の整理をつけ流れを作るか試行錯誤でした。前編とはまた違った顔ぶれのキャラクターたちと会話できたのは新鮮でした。ますます激動の時代となる後編、登場人物みんなが力強く進んでいく様を、見届けていただきたいです。

宮野真守

伊集院 忍(少尉)役 (紅緒の許婚)

『亜人』(永井 圭)・『ちはやふる』(真島太一)・映画『ファンタスティック・ビースト』(ニュート・スキャマンダー)吹き替え

迷い苦しみながら生きる道を見つけていきます

初めて原作のラストまでアニメーションで描かれるという、この歴史的瞬間に、少尉として立ち会えたことが光栄ですし、ファンの皆さんも期待されていることと思います。終盤の展開にぜひご注目ください! 忍の本質的な優しさが、後編でより浮き彫りになっていると感じました。忍は迷い苦しみながら、自分が生きる道を見つけていきます。後編はそれぞれのキャラクターが、同様に人生の選択をしていく物語です。彼らの生き様をご覧いただき、皆様もぜひ自分だけの人生の色合いを見つけてください。

櫻井孝宏

青江冬星役 (紅緒の上司)

『モブサイコ100』(霊幻新隆)、『コードギアス 反逆のルルーシュ』(枢木スザク)、『おそ松さん』(おそ松)

内側にある葛藤や思いを知って魅力が増した

初めは長髪という華やかな風貌に目がいってしまいましたが、内側にある葛藤や思いを知り、青江冬星というキャラクターの魅力や存在の大きさを理解したように思います。紅緒とのシーンは演じていて楽しく、彼女に惹かれていく冬星の気持ちが分かる気がしました。とにかく紅緒がチャーミング! そこに尽きますね。だからこの作品は時代を超えて愛されているのでしょう。激動の時代を逞しく生きる紅緒たちを、ぜひ劇場のスクリーンでご堪能ください。止まっていた時間が、再び動き出します。

中井和哉

鬼島森吾役 (少尉の部下)

『ONE PIECE』(ロロノア・ゾロ)、『銀魂』シリーズ(土方十四郎)、『血界戦線』(ザップ・レンフロ)

ワイルドなルックスにそぐわない優しさ

ドラマが「濃い」のに、爽やかな後味。全てのキャラクターに明るい未来が開かれた、青春を感じさせる物語でした。鬼島は恩人にはどこまでも尽くす男らしさとともに、ワイルドなルックスにそぐわない優しさがある、本当にいい男でした。関東大震災という大混乱の中で、紅緒と少尉の運命も大きく動いていくシーンは見もの。まずは観ていただきたいです。若い方が思うほど過去の作品でもないし、昔からのファンが思うほど新し過ぎないですよ、きっと。

梶 裕貴

藤枝蘭丸役(紅緒の幼なじみ)

『進撃の巨人』(エレン・イェーガー)、『七つの大罪』(メリオダス)、『僕のヒーローアカデミア』(轟 焦凍)

可愛らしさの中にある男らしさ

可愛らしさの中にある男らしさが蘭丸の魅力。可憐な声とお芝居でそれを表現しなければならず、前編同様に試行錯誤しながら演じさせていただきました。これ以上ない過酷な状況に立たされても、心折れることなくしっかりと前を見据えて進み続ける紅緒の姿には、きっと胸を打たれるはずです。どの時代にも必ず、生きていく上でかけがえのない出会いや別れはあるもの。この作品では、そんな劇的な人間ドラマがエネルギッシュに描かれています。彼女たちの生命の輝きを、ぜひ劇場の大きなスクリーンと整った音響設備でご覧ください。

瀬戸麻沙美

北小路 環役(紅緒の親友)

『ちはやふる』(綾瀬千早)、『マクロスΔ』(ミラージュ・ファリーナ・ジーナス)、劇場アニメ『ポッピンQ』(小湊伊純)

女学生だった2人が成長していく姿を見てほしい

女学生だった紅緒と環が後編で成長した姿と、変わらぬ芯の強さを感じていただきたいです。演技で難しかったのは、紅緒と環が酔っ払らっている場面です。環はしらふの時は完璧な女性なので、酔った時にどこまで崩れて良いのか悩みました。加えて、前編同様、早見さんの酒乱演技が素晴らしかったので、自分もその域まで達することができるかと緊張しました(笑)。物語からは、暖かな希望を頂いたように思います。大正の時代に、自らの意志で前向きに進むキャラクターたちに勇気をもらいました。

坂本真綾

ラリサ=ミハイロフ役(ロシアの侯爵夫人)

『桜蘭高校ホスト部』(藤岡ハルヒ)、『黒執事』(シエル・ファントムハイヴ)、『SING/シング』(ロジータ)

懸命に、愛に生きている女性

ラリサは病弱ですが、精神的には芯の強い女性だと思います。だから、寝込んでいても言葉は力強くするなど、真逆の演技が同時に必要なので、バランスが難しかったです。初めは、紅緒の行く手に立ちはだかる立場ゆえに嫌われる役回りかしら…と思いましたが、実際演じてみると彼女は彼女で懸命に愛に生きている女性だと思い、好きになりました。若い頃の私だったら、紅緒だけに感情移入したかもしれませんね。登場人物それぞれの視点で、彼らの人生を想像しながらご覧いただきたいと思います。


キャストのみなさんのとっても素敵なコメントはいかがでしたか? そして、10月24日(水)発売の「デザート」2018年12月号でも、「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」を大特集! 公開直後のスペシャルインタビューも掲載されますので、お見逃しなく!

 

「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」

これは最初の恋。そして、最後の恋。

戦地から帰らぬ許婚を探しつづける紅緒だけど、冬星のもとで働くうち心に変化が? そんな時、少尉そっくりなロシアの侯爵があらわれて…。 紅緒は最後に何を選び、誰と結ばれるのか―!? 衝撃のラストエピソードが初めてアニメで描かれる!!

2018年10月19日(金)よりロードショー!!!!

出演:早見沙織、宮野真守
櫻井孝宏、中井和哉、梶 裕貴、瀬戸麻沙美、坂本真綾 ほか

監督:城所聖明

脚本:古橋一浩

アニメーション制作:日本アニメーション

配給:ワーナー・ブラザース映画

原作:大和和紀『はいからさんが通る』( 講談社KCDXデザート)

劇場版アニメーション『はいからさんが通る』公式サイト

劇場アニメ『はいからさんが通る』公式 (@haikara_anime) | Twitter

©大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会