【特報】『鬼灯の冷徹』が第52回星雲賞コミック部門受賞!

うれしいお知らせです!
このたび『鬼灯の冷徹』(江口夏実)が2021年度(第52回)の星雲賞コミック部門を受賞いたしました!
受賞対象となる作品は、前年度(今回は2020年)に発表された作品で、コミック部門では、過去に『ヨコハマ買い出し紀行』『シドニアの騎士』など、その時代を代表するコミック作品が受賞しています。
江口さん、おめでとうございます!

【江口夏実氏コメント】
この度は第52回星雲賞コミック部門受賞という名誉を頂きまして誠にありがとうございます。SFファンの方が選ぶ賞ですのでまさか自身の作品をお選び頂けるとはと驚いております。大変嬉しいです。
『鬼灯の冷徹』は内容としては王道なSFものとは言えませんが、作者の私自身は映画でも漫画でも小説でもゲームでもSF作品が大好きですので相当影響を受けたと思います。
私は子供の頃、動物図鑑と、SF・ミステリー・怪談の小説ばかり好む傾向があり、星新一と『タイムマシン』を夢中で読んだ事は今でもよく覚えています。映画は『ジュラシックパーク』や『スターウォーズ』『アダムスファミリー』等が好きでした。SFと怪奇とブラックジョークを混ぜた趣味は子供の頃から変わっていないと改めて思います。
どれも“非現実的又は設定が突飛だけれども、どこかで現実の世界とは確実に繋がっており、別世界を描く事でかえって顕著に現実世界の風刺になっている”のが特徴かもしれません。
学生~大人になってからは映画『羊たちの沈黙』や漫画『漂流教室』等に感銘を受けましたが、こうして改めて書いてみると根底にある根本的な好み・感動する点はやはり変わっていないようです。
長々と書きましたがこういった趣向ですので下らないコメディを描きつつも見てきたものの要素がどこか滲み出ているのかもしれません。
大好きなSF世界に関わる賞を頂けて大変光栄です。改めて、ありがとうございます。

受賞を記念して、コミックDAYSでは『鬼灯の冷徹』の30巻(262話)無料キャンペーンを実施いたします!
(7/25まで、アプリでは31巻もチケットで「待てば無料」)
こちら↓の第1話からお楽しみください。
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