【担当とわたし】『バトルスタディーズ』なきぼくろ×担当編集対談

夏といえば野球。野球といえば甲子園。甲子園といえば……というわけで、モーニングで絶賛連載中の高校野球漫画『バトルスタディーズ』の作者・なきぼくろさんにここでしか聞けないすべらない話(!?)を語っていただきます。高校球界の名門・PL学園のレギュラーとして、2003年夏の甲子園に出場。夏はひときわ燃える漫画家の熱いベシャリをお楽しみください!(担当編集者2名も同席しました)

【担当とわたし】『バトルスタディーズ』なきぼくろ×担当編集対談

夏といえば野球。野球といえば甲子園。甲子園といえば……というわけで、モーニングで絶賛連載中の高校野球漫画『バトルスタディーズ』の作者・なきぼくろさんにここでしか聞けないすべらない話(!?)を語っていただきます。高校球界の名門・PL学園のレギュラーとして、2003年夏の甲子園に出場。夏はひときわ燃える漫画家の熱いベシャリをお楽しみください!(担当編集者2名も同席しました)

…なきぼくろ。
『バトルスタディーズ』作者。
『バトルスタディーズ』1巻はコチラから!
…モーニング編集・F。
なきぼくろ先生担当編集。
藤沢編集の詳しいプロフィールはDAYS NEOに掲載!
…モーニング編集・T。
なきぼくろ先生担当編集。
高橋編集の詳しいプロフィールはDAYS NEOに掲載!

なきぼくろ「マンガは総合的な表現なので自分のやりたかったことに合致した。」

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↑「チームバトスタ」の3人。右がなきぼくろさん、左奥が担当F、左手前が担当T。対談中も笑顔が絶えずチームワークの良さが伺われた。

 

──:なきぼくろ先生が絵を描き始めたキッカケからお聞きかせください。

なきぼくろ:そもそもは姉の影響ですね。小学校の年賀状コンクールで姉がいつもチャンピオンだったんです。その当時の僕には取り柄がなんもなくて、姉の姿を見て「僕もやるわ!」って。そしたらある年、姉弟揃ってコンクールの表彰台に上がって、「あの姉弟は絵がうまい」って評判になったことを覚えています。

──:中学生の時にはもう野球ひとすじって感じだったんですか?

なきぼくろ:野球もやってましたけど、絵も好きだったから毎日のように描いてました。中学3年の時はポスカで机に絵を描いてましたね(笑)。

──:机ってあの、学校の机!?

なきぼくろ:中学2年の段階で野球推薦で進路が決まっていたので、3年の時は何もすることがなかったんです。なので、先生に「家帰って野球の練習したい」って言ったけど、「それはアカン」って言われて。「じゃあせめて絵を描かせて」って直訴したらOKが出たんです。

──:なんでわざわざ机に描いたんですか!?

なきぼくろ:とにかく机に描いてみたかったんですよね(笑)。使わなくなった机に描く許可をもらって、描き終わったらカンバス代わりの天板をドライバーで外して、先生とかにプレゼントしてました。けっこう好評だったんですよ。

──:プレゼント! いいですね!

なきぼくろ:あと、同級生からプリクラ帳に「絵を描いて」ってしょっちゅう頼まれてました。そんなんで毎日、授業中は勉強しないで絵を描いてました(笑)。

──:人を喜ばすのが好きだったんですね。

なきぼくろ:人からほめられるのがうれしかったんです。単純な性格なんで(笑)。人に「すごい!」って言われるのが好きなんですよ。

──:ウケれば何でもよかったわけですか?(笑)

なきぼくろ:そうですね(笑)。特に小学校時代は大阪ならではの土地柄なのか、勉強ができることより、「おもろい」とか「足速い」とか「絵がうまい」っていうのが人気者の条件というか。この3つを手に入れたら「最強やな!」って感じでしたね。

──:全部持ってたわけですね。

なきぼくろ:条件はとりあえず全部手にしてました。でもバレンタインのチョコレートはゼロだったんです。なんでですかね……靴がボロボロだったからかな(笑)。

──:とにかく絵を描くのが好きってことは、「表現したい」っていう何か突き上げるものがあったわけですよね?

なきぼくろ:それもありますけど、うちは母子家庭ということもあって、オカンが忙しかったので、話し相手がいない時が多かったんですよね。それってストレス溜まるんですよ。なので絵を描くのはストレス発散にもなっていて、日記に近い感覚でしたね。

──:ひとり遊びみたいな?

なきぼくろ:そうですそうです。絵を描いたり野球のバット振ったりとかは「思ってることを吐き出す」ための発散手段で、屁みたいなものなんですよね(笑)。

──:でも、なんで漫画家を目指したんですか?

なきぼくろ:漫画を描く前はイラストレーターとかしてたんですよね。高校卒業後に美術系の専門学校に入って本格的に絵の勉強をしまして。そこから漫画家になろうと思ったキッカケは「初夢」だったんです。

──:夢のお告げ?

なきぼくろ:ある年の正月、自分が漫画を描いている夢を見たんですよ。その時に「これがずっとやりたかったやつや!」ってビビビッってきて、起きるとすぐに「漫画家になる!」って家族に宣言しました(笑)。漫画なら絵を描くだけじゃなく、セリフとかストーリーとかも自分で考える総合的な表現なので、自分のやりたかったことと合致したんですよね。

なきぼくろ「新人賞では、とにかく目立つことだけを考えた。」

──:それで最初の作品『どるらんせ』を描いて、モーニングの新人賞「MANGA OPEN」(マンガオープン)に投稿したわけですね。

なきぼくろ:漫画をほとんど読んだことないような僕が生まれて初めて描いた漫画だったので、もうメチャクチャでしたよ。最初はインク紙じゃない紙に原稿を描いてしまい、漫画に詳しい友達に「アホか、その紙じゃアカンやろ」って言われて、途中で変える羽目になりました(笑)。

──:友達に感謝ですね(笑)。

なきぼくろ:その友達にはホントいろいろ世話になりました。トーンのことも知らなくて、灰色のインクで塗ってたら「それじゃ載らへんで!」「トーンっていうのがあるんやで!」って教えてくれて、僕のためにわざわざトーンを買ってきてくれたんです。

──:何から何までありがとう、ですね(笑)。

なきぼくろ:YouTubeで漫画の描き方とかが見られることも教えてくれて。そこでトーンの貼り方を知って、結婚したばかりの嫁と2人で「こうやって貼るのか!」「おもろいなこれ!」とか言いながら描きました(笑)。

──:奥さんと一緒に!? いい話ですね。

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↑なきぼくろ先生の処女作『どるらんせ』。謎の竹トンボによって巻き起こる、男子小学生達のちょっと不思議な体験を描く。現在、eBookJapanにてデジタル版の購読が可能。

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モーニングMANGA OPEN特設ページ



担当T:『どるらんせ』なつかしいですね。あの頃、僕はまだ新入社員でした。
なきぼくろ:『どるらんせ』には酷評もあったんです。でも、そう言われることは僕も覚悟してました。普通に勝負しても漫画を描き慣れてる人には勝てないので、まず読者に「なんやこいつは!?」って印象づけようと。だから冒頭はわざとカラー6枚描いてインパクト勝負で挑んだんです(笑)。
担当T:そう! めっちゃ覚えてます。それで、e-book Japan賞を受賞されたんですよね。
担当F:これを読んだ時は松本大洋さんみたいな作品を描く人なのかなって思ったんだけど。連載デビュー作は野球漫画になりましたね。そこはまあ松本さんといっしょですが。
なきぼくろ:賞をいただいた後は、何本かネーム描いてボツの連続で。最初は『どるらんせ』みたいな“ガキ”の話を描きたかったんです。野球漫画を描くつもりは全くなかったですね。
──:転機は『バトルスタディーズ』の原型となった読み切りが載ったアプリ版「Dモーニング」の新人増刊ですか?
なきぼくろ:最初の担当さんに、「新人増刊出るけど、トライしてみない?」って誘われた時、けっこう悩んだんですよ。何を描いてもうまくいってなかったし、めっちゃビビってて。でも、漫画とか漫画家に執着なかったから、「ダメやったらダメやったでええわ!」って覚悟決めて、「ほな野球漫画描いてみますー!」って言いました(笑)。
担当F:プロフィールにかかわらず、「自分のやりたいことをやりましょう」って編集者だと、結局うまくいかない場合も多いんですよね。「アンタには野球というすばらしい経験があるんだから描くしかないよ」という当時の担当の編集方針が功を奏しましたね。もちろん、作家自身の努力の賜物ですが。
なきぼくろ:つくづく感謝ですねぇ。

なきぼくろ「編集部に来て担当と打ち合わせするのが日課になってた。」

――:なきぼくろさんは毎週編集部に来て打ち合わせをするそうですが、1週間のスケジュールはどんな感じですか?

なきぼくろ:新人の頃は2日に1回のペースで編集部に伺って、担当さんと打ち合わせするのが日課になってたんですよ。今でも週1でお邪魔しています。

――:編集部に来るメリットって何ですか?

なきぼくろ:僕にとって編集部に来る木曜っていうのは、気持ちを切り替えるための「リセットの日」なんです。編集部に来て1週間が終わり、また新しい1週間が始まるって感じです。

――:もうルーティーンの一部になってるんですね。

なきぼくろ:今は月・火・水の3日間でスタッフさんたちといっしょに原稿を描いて、木曜に編集部でネームの打ち合わせ、その後、木・金・土・日でネームをやるってサイクルで何とか回してますね。多少ズレたりもしますけど。

――:週刊連載だから1週間のスケジュールも過密ですね。

なきぼくろ: 10週に1回の休載の時にスケジュールのズレを調整したり、コミックスやカラーページの作業を前倒しで進めたり、取材が入ることもちょくちょくあります。休みたいわけじゃないから、その間に段取りをよくしておきたいんですよね。僕やスタッフさんが体調崩したり、万が一何かあったりした時のために、原稿をストックしておきたいっていうのもあります。

――:ろくに寝てない時とかもあるんじゃないですか?

なきぼくろ:寝るのってもったいないから好きじゃないんです(笑)。とはいえ、眠たいのに起きてるのも無駄な時間を過ごしているようで嫌なんですけど。なので、眠い時はこまめに寝ます。硬い床で寝るとすぐに起きられていいですよ。

――:毎朝4時頃起きて、ランニングしたり神社にお参りに行ったりするそうですが、漫画を描く前からそんなにストイックな生活だったんですか?

なきぼくろ:ストイックというより神経質なんですよね。ゴチャゴチャしてるのが嫌いなんですよ。

――:バトスタチームは毎回打ち合わせが長いそうですね。

なきぼくろ:僕は全然長いとは思わないですね。いつも年少のTさんがバサッと終わりにするんで(笑)。Tさんから終了のサインが出たらそこでお開きです。
担当T:すみません、集中力がなくて。いつも15時ぐらいから始めて、僕の中では4時間見当なので、19時になったからそろそろ終わりみたいな感じですが(笑)。
なきぼくろ:ぶっちゃけ雑談の時間が長いんですけど、それがけっこう重要で(笑)。僕と編集さんの日常の話の中に、作品に活かせるネタが転がってたりするんです。ほぼ毎回、雑談からいろんな展開が生まれたりしてますよね。

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↑「チームバトスタ」の打ち合わせはお互い腹を割った「コミュニケーション」。面白い作品を生み出すには、自身が楽しみながら作ることが大切なのかも。

 

担当T「「モーニング」だからこそ、「カオス」でいいって強みがある!」

──:7・8月に発売される『バトルスタディーズ』15巻・16巻の巻末企画では、それぞれEXILEのSHOKICHIさん、三代目 J Soul BrothersのELLYさんとの対談が掲載されるようですが、これにはどのような狙いが?

担当F:毎年夏の甲子園の時期は、『バトスタ』にとって文字どおり書き入れ時です。昨年は週刊少年マガジンの力を借りて大規模な広告企画をやりました。今年も何か大きなトピックを作らねばと。
担当T:「売らんかな」ではない、有意義な話題作りをしたいですからね。
担当F:モーニングは青年誌だから、業界やジャンルを越えたアピールや交流が大事かなって思うんです。なきぼくろさんも「異色」の人ですし。公私ともに付き合いの深いデザイナーが、EXILEの所属事務所のLDHの方を紹介してくれて、思いがけず人脈がつながりました。自分たちだけではどうにもなりませんでした。
なきぼくろ:SHOKICHIさんとの対談、めっちゃ面白かったですよ。彼は僕と同じ学年の元球児なんで、野球からなんで音楽の世界に行くことになったのかっていう経緯とか、やっぱり、別の世界に進んだ人たちの話はホント刺激的でした。
担当T:7/26(木)に発売されたモーニング34号の表紙と巻頭に、SHOKICHIさんのビジュアルがボンって載ってるんですけど、モーニングのロゴの中にもSHOKICHIさんの写真が入っていて、それがめっちゃカオスなんですよ。まさにモーニングならではな感じがします。
担当F:雑誌っていうのは玉石混交なカオスが大切な要素なので、ちがうジャンルの人たちとコラボをできる限り続けたいですね。一つ一つの企画がモーニングに貢献できればと、ひそかに思ってはいます。
担当T:モーニングにしかできない、モーニングだから許されるカオス。伝統的にカオスがいいっていう雑誌だと思いますし。
なきぼくろ:僕もMANGA OPENに応募した時、「自由 新人 マンガ」で検索したらドーンって一番上に出てきましたからね(笑)。「無差別級自由形新人賞」ってキャッチがめっちゃデカい字で(笑)。いいですよね、間口が広いって。僕はそれで救われました。

――:『バトルスタディーズ』といえば、雑誌掲載時の「アオリ」も印象的ですよね。最近だと162話の見開きトビラには圧倒されました。

なきぼくろ:デカいボールのですね。これは編集さんのアオリのために見開き描いたようなもんですよ(笑)
担当T:原稿を一目見た瞬間、「惑星だな」と思って。

↑担当編集者が一目見て「惑星」というキーワードが浮かんだというLESSON/162の見開きトビラページ。アオリの文字がボールの側面に沿って立体的に表現されており、編集側の強いこだわりを感じる。

 

担当T:とにかく文字をデカくがモットーです。なきぼくろさんの絵が素敵だから、アオリがスッと導き出されるんですよね。
なきぼくろ:お互いそうですけどね。アオリが面白いから絵も引き立つんで。週刊やってて何が楽しいかって、やっぱりアオリを見るのが一番なんですよ。単行本には載らないですし。ゲラチェックでいつも笑ってます(笑)。
担当F:最近さ、古い番組ネタが多いよね。
担当T:はい。それが多すぎてマズイなって思ってます。「所さんの目がテン!」ネタとか……。この前、編集部の人に「これどうですか?」って言ったら、「なんか古いよね」って言われてしまいました(笑)。

↑所ジョージさんの番組「所さんの目がテン!」をモジったアオリ「針生さんの目がテン!」。アオリによって、針生スチュアートJr.の顔や目に読者の視点が行くよう計算されている。

 

なきぼくろ:そうですか? いい感じですよ。
担当T:ありがとうございます‥‥。互いに相乗効果があるといいんですけどね。ボケとツッコミじゃないですけど。
担当F:ここに「整いました☆」って入れるのもすごいよね。絵、潰しすぎだろ!

↑主人公の狩野が打席に入ったことで、期待が高まるこの場面。そこへ「整いました☆」という力強いアオリを目にすることで、より一層この打席に対する期待感が高まる!

 

担当T:すみません! なんか変なことやろうって毎回思うんですけど、なおかつ読者のみなさんに伝わるといいなぁと。
なきぼくろ:こっちが面白がってやっていれば、その想いは伝わりますもんね。

──:Tさんがアオリを作る時って、事前になきぼくろさんへ相談されるんですか?

なきぼくろ:全くないですね。急に飛んでくるって感じなんで、僕はもう1週間の楽しみにしてます。
担当T:とにかく雑誌内で目立って行きたいので、これからもデカく入れていきます! コミックDAYSのプレミアム会員になれば、モーニングを含む雑誌6誌も毎月読めますからね。雑誌でしか見られない『バトスタ』も見てほしいですね。

──:コミックスの巻数もかなり多くなってきましたけど何巻構想とかはあるんですか?

なきぼくろ:他の作家さんたちは、今回は何巻で完結とか考えてるんですかね?
担当T:セールスとか映像化とかいろいろ考えて、短めの想定で動く人も多いんじゃないですか。とはいえ、人気が出たら長く続くわけですし、『バトスタ』は長回しだし30巻ぐらいまでいくんじゃないでしょうか。
担当F:『バトルスタディーズ スーパースター編』とかやって、4半世紀ぐらい描き続けたらどうですか(笑)。
なきぼくろ:明日のことはわからないです(笑)。漫画家続けるかどうかも(笑)。また別の夢見て、気がついたら漁業やってるかもしれないし (笑)。今はただ、この作品で一生懸命面白いものを作りたい、それだけですね。

なきぼくろ「とびっきり元気で前向きな主人公を通して思いを伝えたい!」

──:担当者からなきぼくろさんに今後の要望やメッセージを。

担当F:作画のイノベーションに対する意識が人一倍高い気がします。アナログとデジタル、それぞれの特性を活かしながら、完成までの速度と質とを両方追究していて、その結果、回を追うごとに絵がうまくなってると思うんです。
担当T:独創性あふれる絵を描く人ですよね。
担当F:なきぼくろさんにしか描けない漫画の質をもっともっと高めていってほしいです。次は何するかわからないじゃなくて、とりあえず漫画をモーニングで描き続けて、同時に漁業もやりますっていう「半漫半漁」みたいな生活がいいんじゃないですか(笑)。
担当T:ぜひ、そうしてください(笑)。
なきぼくろ:メチャクチャや(笑)。
担当F:あとですね、『バトスタ』をより多くの人たちに読んでいただき、彼の経歴も含めて魅力を大いに知ってほしいです。野球人口どんどん減ってるし、野球を始めたきっかけは『バトスタ』」でしたって子どもたちが出てきたらうれしいです。

──:なきぼくろさんにとって、『バトルスタディーズ』の注目ポイントは?

なきぼくろ:作品のテーマは「強い者には理由(ワケ)がある」なんですけど、読者のみなさんに「人生ってもっと面白くできるんちゃうか?」っていうのを伝えたいんです。会社で上下関係に縛られてる人、進路に迷ってる人、野球でコーチの命令に従わされて苦しんでる子どもたちとか、そういう人たちに向けて描き続けたいんですよね。
担当T:僕のことですか‥‥。
なきぼくろ:チャレンジする前からビビってほしくないんですよ。周囲の人たちの悩みを聞いてると、「まだ一回も失敗してへんのになんで怖いん?」って思うことがよくあって、失敗する前に止まらないでほしいって伝えたいんです。とりあえず高校野球漫画ですけど、どの世界でも、誰にでも当てはまると思うんですよ。そんな想いを自分の経験とか、とびきり元気で前向きな主人公を通して伝えていきたいです。まだまだ力不足ですが、ご愛読よろしくお願いします。
――:なきぼくろさん、どうもありがとうございました!!

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